答え1
Q.購入の際の頭金・諸費用はどれくらい必要?
A.現在、多くの金融機関で頭金なしで、住宅ローンを組むことが可能です。
住宅ローンを利用する場合、多くの都市銀行及び地方銀行では物件価格(または、銀行による物件の評価額)全額の借入が可能です。(一部の銀行では上限が物件価格の90%~95%程度迄になっています。)但し、各行の審査基準により、個別の審査がありますのでお借入れをされるお客様及び物件の条件によっては、借入金額が減額される場合もあります。その場合は、いくらかの頭金が必要になります。
また、購入の際には頭金のほかに、登記費用や手数料等の諸費用が必要です。
内訳をもう少し詳しくご説明しますと、所有権移転及び抵当権設定登記費用、印紙代、固定資産税等の精算金、不動産取得税、仲介手数料、ローンを組むための保証料、融資手数料、火災保険料、団体信用生命保険料(民間住宅ローンの場合、保険料は原則銀行の負担)等です。物件により、また借入の条件により増減しますが、物件価格の8~10%くらいの金額を目安とお考えください。更に、中古物件の場合ご購入後のリフォーム費用も考えておく必要があります。
尚、これらの諸費用については、住宅ローンと同時に諸費用ローンやリフォームローンを利用できる銀行もありますので、ご自身の収入金額等をご確認のうえ、購入を検討されている不動産会社等にご相談されると良いでしょう。
諸費用ローンやリフォームローンを利用すれば最大で物件価格の120~130%程度まで借入が可能な場合もあります。
最近は、低金利に加え各銀行ともキャンペーン等を利用した金利優遇(金利の引下げ)を受けることが容易になっていますので、比較的ローンを組みやすい状況にあるといえますが、将来のご返済プランをよくご検討のうえ無理のない範囲で、できるだけ頭金のご用意をお考えになられると良いでしょう。ご参考までに、一般的に言われる頭金の金額は物件価格の2割以上が理想です。
尚、住宅金融公庫で借入をする場合、頭金は原則物件価格の2割以上です。
もちろん、当社「阪神ホーム」でも、ご相談を承っております。当社では、元銀行員の営業マンがお客様の資金計画のお手伝いをさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。